チームで仕事をすること
先日、自分の所属チームが担当ではないシステムにてトラブルが発生し、担当チーム以外のメンバーも総動員してトラブル対応をするということがありました。
深夜まで残業で対応することになったのですが、私としては担当外のことではあったものの、まあ困ったときはお互い様ということで、淡々と対応をしておりました。
私と同様に困ったときはお互い様と、粛々と対応するメンバーもいれば、予定外の残業であからさまに不機嫌になっているメンバーもいました。
そんな中、ある一人の担当外メンバーは、トラブル発生と聞くなり目をらんらんと輝かせて、誰よりも張り切って対応作業に参加していました。
そして対応が完了した際、誰よりもやりきったという顔をしていました。
その人を見てて思ったのですが、決して目立ちたくて張り切っていたわけじゃないんですよね。
ただ皆と一体感と緊張感を持って作業をすることに喜びを感じているという感じでした。
トラブル対応時は、当事者だけでなく部外者も巻き込んで、皆が同じベクトルを向いて作業をすることになります。
また、早く対応せねばと必然的に緊張感につつまれた現場となります。
チームとして仕事をするときの醍醐味は、こういうことなんだなと改めて実感した瞬間でした。
・個人の作業では味わえないチームとしての一体感
・一人ひとりが集中して取り組むための適度な緊張感
上記のことをトラブル対応時以外でも、意識的に作り出すことができれば、生産性の向上や各自のモチベーション維持につながっていくのではないかと思います。
(たまのトラブル対応はいいですが、それが日常となってしまうと・・・)
うまくいっている会社は、経営者なりマネージメント層の人が、上記のような環境をうまく継続的に作り出しているのではないかと思います。
そして、そういった環境で働いた経験を持った人は、仕事が楽しいと思い、どんどん向上心を持って前向きに取り組んでいけるのだと思います。